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夏目漱石の「こころ」を読む

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ステップ1の始めのほうで本の選び方について講義してきましたが、選び方はわかったけど実際に本を選ぶとなると難しい…といった声もよく耳にします。そこで、より具体的に本の選び方について理解していただくために、いくつかのおすすめの本を紹介します。

作品の概要
「こころ」

著者:夏目漱石

1914年発表

あらすじ

 時は明治末期。夏休みに鎌倉へ旅行をしていた「私」は、避暑のために同じく鎌倉に来ていた「先生」と出会い交流を始め、鎌倉を引き上げ東京に帰った後も先生の家に出入りするようになる。先生は奥さんと静かに暮らしており、世間との交渉は薄い。先生は私に向って何度も謎めいた、そして教訓めいたことを言うが、私には不得要領に終ってしまう。とうとう私はこらえきれずに、先生に過去を打ち明けるように迫った。先生は来るべき時に過去を話すことを約束した。

 私は大学を卒業後、実家に帰省した。以前から病気が重かった父親は、明治天皇の病勢の衰えと共にますます健康を損ない、私は東京へ帰る日を伸ばした。その間に明治天皇は崩御、天皇に殉ずるように乃木希典が自殺した。父親がいよいよ危篤状態に陥ると、私は呼び寄せた兄らとともに父の死を待ち受けた。すると、そこへ先生から分厚い手紙が私のもとへ届く。その中の一文、「此手紙があなたの手に落ちる頃には、私はもう此世には居ないでせう。とくに死んでゐるでせう」を見て私は驚かされる。私は死が間近に迫った父を置いて家を飛び出し、先生に会うために東京に向かう汽車に飛び乗り、中で先生の過去が書かれた手紙を読んだ。

 先生は幼いころに、両親をほぼ同時に失ってしまった。両親の死後、遺産の管理を叔父に一任して、先生は東京の学校に通い始める。三度目の夏に帰省した折、ふいに先生は叔父たちの態度が急変した印象を受ける。叔父は、先生の家の遺産を不正にだまし取っていたのであった。先生は叔父の裏切りにショックを受け、二度と故郷に帰らない決意をして東京に戻った。先生は、軍人の未亡人(奥さん)とその娘・お嬢さんの住む下宿に暮らし始める。しだいに先生は、お嬢さんに恋心を寄せるようになる。同時期、先生の友人・Kが養家を欺き実家から勘当され、先生はKを同じ下宿に住ませるように取り計らった。Kは勉学に熱心で、女性を遠ざけていたため最初は頑なだったが、奥さんとお嬢さんのおかげでだんだん柔らかくなっていった。ある日、Kは先生にこっそりとお嬢さんへの恋心を打ち明ける。Kに先を越されると恐れた先生は、「お嬢さんを私に下さい」と奥さんに迫り了承を得る。それを知ったKは平静を装っていたが、一週間たたずに自殺してしまう。先生はKに対する罪悪感、自分も叔父と同じ様な人間ではないかという嫌悪感、しまいにKと同じ道を自分もたどっているのではないかという予感に至り、明治天皇の崩御、乃木希典の殉死を契機に、奥さんを残して「明治の精神」への殉死を決行するのであった。

読書感想文担当J

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