まず本を選ぶのにあたって
それでは本を選んでいくきたいと思います。読書感想文を書くときに、まず始めるのがこの作業です。なにごとも初めが肝心。ここでどんな本を選ぶかが運命の分かれ道です。どんな本を選ぶかによって、書きやすくなるのか、書きにくくなるのかが決まります。
▼ポイント1、文字の大きさ
本を読むので一番重要になってくるのは、文字の大きさです。 物語がどんなにおもしろくても、文字が読みにくければ知らないうちに目や肩が疲れてきます。そのうち集中力が切れ、本を読むのがあきてきます。下手をすると「しばらく本を読みたくない」という状態にもなってしまいます。 一 人ひとりによって文字の大きい、小さいが変わってきます。普段新聞などを読みなれている人には、小さい文字でびっくりと書かれた本が読みやすいと思います が、あまり普段から文字になじみのない人には、大きな文字で、でかでかと書かれていたほうがだんぜん読みやすいと思います。個人の見やすさにあった文字を 選びましょう。
▼ポイント2、本の種類とサイズ
文字のつぎに大事なのは本の種類(サイズ)です。本にも新書版サイズ、文庫本サイズ、単行本サイズといろいろな大きさの本があります。同じ作者の同じ本でもいろいろなサイズの本が出ています。自分の持ちやすく、読みやすいサイズのものを選ぶとよいでしょう。 文庫本サイズは大きめのサイズで、表紙が厚かったり、いろいろと装飾がついていたりと本を読むのにあまりなれていない初心者向けです。新書版サイズは小さなサイズで、字体も比較的小さいです。どちらかというと本を読みなれた人にお勧めです。
▼ポイント3、さし絵などの内容
も し、学校でどの本について感想を書くか決められていても、図書館や本屋にいってその本を一度探してみてください。教科書に載っているから・・・という人も いるかもしれないですが、そうでなくても教科書はなんか学校で勉強するみたいで読みずらい感じになります。同じ本でも新書版、文庫版などといったいろいろ な形の本が出ています。ことは大事です。 ここでおおススメするのはなるべく挿し絵の多い本を選ぶということです。
▼ポイント4、どんなジャンルの話か
感想文を書く上で、自分のよく知っているジャンルについての本を選ぶのが大事です。 例えばペットが大好きで、家でハムスターを飼っている、という人には動物に関係する本を選ぶことをおすすめします。これは、なにかその本の感想を書くときに+αの知識があることで、他の分野の本を読むときよりもかなり読みやすくなります。 また逆に、なにも好きな分野やよくしっている分野がない、という人は童話を扱ったものや、歴史的なものを選ぶことをおすすめします。たとえば「浦島太郎」のようにみんなが知っている話であれば、とくに知識がなくても内容を知ることができます。 このように本のジャンルをしぼることによって、よりスムーズに感想文を書くことができます。 その他にも細かな点はいくつかありますが、この4つをチェックできていれば大丈夫。