テーマに合わせた書き方を
あなたもプチ小説家になるのが一番!
ただワクワクした。だけじゃあ普通の文章です。ワクワクしたものにもいろいろあります。遠足に行く前の楽しみだなぁというワクワク感や、お化け屋敷に入るときのスリルを持ったワクワク感やいろいろあります。あなたもプチ小説家になったつもりで感情を表現しましょう。
▼「自伝もの」の場合
例「だからあなたも生き抜いて」など いろいろなことで有名になった人々が自分の過去の苦労を物語風に書くものや、どんなことをしてきたかと過去を振り返って書くものなどが出版されている。これらの本は、一人の人間の過去が書かれているので、本を読む君たちにとってはリアルに感じられるだろう。リアルに感じられるということはそれだけ、自分が この人の立場だったらという身近な視点で感想を書くことができるのだ。
▼「物語系」の場合
例「スターウォーズ」など ファンタジー作品やフィクション作品、SF作品は慎重に選ぶべきである反面、スターウォーズの原作など、本で読む前にストーリーを知っていてればこっちのもんである。映画やテレビなどで見たとき同じような視点に立って、どこで自分が感動したのか、どこで興奮したのかと、なぜこんなにもわくわくするのか、と いったことについて書くととっても書きやすいはずです。
▼「論文・評論系」の場合
例「美しい国へ」など この題材については読書感想文というよりも入試などでよくある小論文のつもりで書くと、とても書きやすくなります。小論文系統が得意な人はこの題材を選んでみるのがいいかも。まずは、作者がなにをいいたいかなどの考えをまとめ、それに対する自分の考えをつらつらと述べればそれで感想文はできあがり。ただ し、作者の考えの要約ばかりを書いてしまわないように注意しましょう。
▼「実用書」などの場合
例「3週間続ければ一生が変わる」など 難しい言葉で言うと、心理学系統や社会科学系統の本がこれにあたります。まずはじめに言っておきますが、この系統の本は本当に感想文を書くのは難しいで す。読書感想文を書くのが苦手な人にはあまりおすすめできません。しかし、文章力には自信があるという人はぜひチャレンジしてみてください。 基 本的には読書感想文というよりは、作文を書くつもりで書いたほうがいいでしょう。作者の考えに大きな重点をおいている専門分野の本は、作者の考えを読み取る事がとても大切です。また予備知識が必要でもあります。あらかじめ、その本に書かれていることに関係することがらについての知識をネットなどで手に入れ ておくことも必要です。