文章組み立て(秘)ポイント

あなたもプチ小説家になるのが一番!
ただワクワクした。だけじゃあ普通の文章です。ワクワクしたものにもいろいろあります。遠足に行く前の楽しみだなぁというワクワク感や、お化け屋敷に入るときのスリルを持ったワクワク感やいろいろあります。あなたもプチ小説家になったつもりで感情を表現しましょう。




▼誤字・脱字のないようにする

こ れは文章を書くときの基本中の基本ですが、誤字(字の間違い)や脱字(字の書き忘れ)がないように注意してください。とくに漢字が間違えやすいです。どう しても考えながら文章を書いていると、そっちに気を取られてしまうので人間忘れがちになります。「あれっ?この字でよかったっけ?」と思ったら必ず辞書で 字を調べて見てください。 また、必ず見直しを忘れずにするようにしてください。全部の文章を書いてから最後に見直すことも大事ですが、ところどころで書い た文章を見直すことも大事です。見直すことで、うまくまとまっていなかった考えがまとまることもありますのでぜひ見直しをしてください。



▼「~です。」「~ます。」にととのえる

読書感想文を書く中で注意しなければいけないのが、「~だった。」、「~である。」、「~と思った。」、を混ぜて使ってしまうことです。これだと文章がかっこ悪くなってしまいますので、文末は「~です。」「~ます。」、「~だと思います。」に統一してください。




▼文章を何段かに組み立てる

文 全体を大まかに、いくつかの段に組み分けて考えることが大事です。起承転結みたいに4段でもいいですし、3段構成でもいいです。自分なりに文章パターンが 決まっている人は、いいのですが、どういう形で段に分けたらいいかわからない人のために、ここでは5段階に組み立てる方法を説明します。   1、この本を選んだきっかけ(書き出し) ここでは本を選ぶきっかけになったことを書きます。前から興味があった。先生に進められた。気になって手をとってみたら面白かった・・・など。   2、簡単なあらすじ紹介(あらすじ) おおまかな本の内容を紹介します。そんなに詳しく書かなくていいので簡単にで大丈夫です。あまりこのあらすじを書きすぎてしまうと、読書感想文ではなくあらすじ紹介文になってしまいますので気をつけましょう。   3、本を読んでの感想(感想) ここから自分の本を読んだ感想を書きます。はじめ本を読み終わった瞬間に感じたことと、本を読んでいく途中のドキドキとした感想をミックスして書くといいです。   4、作者の言いたいこと(主題) この本を通して、作者があなたに何を伝えたかったのかを感じたままでいいので素直に文章に書きます。   5、まとめ(シメ) ここで最後にドカッとまとめます。全体的な感想や、この本を読んでどうしたかなどを今の自分に重ねて書きます。



▼メモをとりながらやってみよう

小学校のころから作文の書き方では必ず登場する「メモ」。わたしも今の今までやらなかったのですが、最近やってみるととても書きやすいことに気付きました。詳しく書ける人はいいんですが、面倒くさがり屋は箇条書きにわら半紙なんかに書きなぐる。 思いついたことを全部書いたら、その中から筋が通ったものを選びます。同時に書く順番も決めていった方がよいです。 ここで大事なのは主題を一つ決めることです。一番いいたいなというものに丸をつけて、後はそれを引き立てるためのものを書いていきましょう。沢山思いつかなくても、主題さえ決めてやればそれについて詳しく書けばよいわけです。



▼下書きをする

よ くありがちなパターンなのが、書いている時は、「オレって天才!!」と思うほどいい文章がかけたと思うけれども、あとで見直してみると、「なんじゃこれ!!!!」と思うような文章になっていることがあります。 また、1で紹介した誤字・脱字を防止するためにも、なるべく下書きをしましょう。できれば原稿 用紙に下書きをするのがいいのですが、そんなに何回も文章を書きたくないという人は、レポート用紙に書いてみたり、パソコンのワードを使ってるのひとつの 手です。ぜひ下書きしてをしてから、清書するように心がけましょう。



▼見直しをする

見直しはこの注意点を最後にもう一度確認するだけです。ただそれプラス誤字をチェックしましょう。一晩たってから行なうとより客観的に見れて正確な見直しが出来るかと思います。

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